tkb開発ネタ、下品な表現あります(小スカ
上記ご理解したうえでお読みください







開発はされていると思う、このベッドに俺を縫い付け、見下ろしているコイツに不本意ながらも。
開発されてしまったと言った方が正しいのか、俺は決してそんな性癖では無かった筈だ、今までシャツで少し擦れようが無反応だった筈なのにコイツ変な性癖の所為で、反応するようになってしまったし、元凶は明らかにコイツだ、恨めしそうに相手を見れば眼鏡の奥の瞳の色が変わったような気がした。

「どんだけじゃ……」

呆れたように呟けばやけに嬉しそうな声で「仁王君だからですよと」嬉しくも無い言葉を貰う。
上半身裸の俺を、眼鏡を外しねっとりとした視線で見るのはもう毎度の事
最初はなかなか行動に移さない柳生に不安を感じ、目線をそっと柳生に合わせると不安になっているのを分かったか、安心させるように優しい笑顔で「仁王君の乳首を見ているんですよ」とにこやかに言い放たれた。

その日から柳生の「乳首開発計画」が進行されていたのだ。

唇ではなく、ぷっくりとした乳首に唇を合わせて少し食みながら柳生は吐息を零す。
食む振動と吐息の少しの暖かさで、俺が敏感に反応してしまうのは柳生にとって計画の成功を意味している。
それを普段の優しい顔ではなく、俺の前だけのニタニタとしたような笑顔で今度は抓ったり、潰したりしてくるのだ、嫌だと昔は言っていたがどうにもこうにも柳生はこの行為をやめる気配は全くない

「はぁ……っあぁっ」
気持ちいい――

ちゅうちゅうとまるで赤ちゃんのように乳首を吸う柳生が段々と愛おしくなってきて、もっと触って欲しくて、そしてその熱がまたムクリと反応に変わって行く。もう乳首はいいんじゃ!こっちを触りんしゃい……!
スラックスが窮屈そうに張っているのを見て、手を伸ばしてくれると思ったがその期待はスルーされて絶望的な言葉を吐かれる

「乳首にピアス開けてみませんか?」



心底コイツの頭にラケットをフルスイングで当てたいと思った。

「嫌じゃ、無理、怖いつーかマジで嫌じゃふざけんな」

急に言われ「おんえぇよ?」と言うと思ったのかこの、必死で拒否を示しているのに、ニコニコと「まぁもう買ってあるんですけどね」とサラリと人の言う事を無視しているこの似非紳士は。
柳生の手には所謂「ピアッサー」が握られていて、ふざけているのではなく柳生が本気なのだと悟る。ペラペラと「ちゃんと消毒液も買ってきましたよ」と言ういらない報告も今はスルーし、どうにかしてこの現状を打破したいが為に、普段の試合でもこんなに早く頭を回転させたことはないんじゃないだろうかと言う程に思考を働かせる。

「何を不安に思っているのですか?大丈夫ですよ」
「何を根拠に……!開けるのは俺じゃ」
「だって、私医者の子ですし」

「関係無いわボケ」

コントをしたい訳ではない、拒否がしたいのだ。
ピアッサーも持った柳生がのそりと戻ってくると、俺をベッドから退かしてガサガサとピクニックなどで使うようなブルーシートを敷き始める
呆然とその行動を見ると「いえ、なんでもありませんさぁ、乗って?」と半強制的に戻され、俺を後ろから抱き締める形を取る。
問答無用で開けるつもりか
「やぁぎゅ?そんな事よりも……」
丁度柳生の頭が近くに合ったのでなるべく甘えるような声を出して、このまま行為に没頭になだれさせるつもりだったのだが、柳生の手は思いっきり乳首を摘まんできた
「ひぃ…ぁ…!!」
急な強い刺激に体がビクンと反応してしまう
俺から柳生の頭が近いと言う事はまた逆もしかりな訳で、耳元で柳生の声が発せられるのをダイレクトに鼓膜は受け取る。
「こんなにしてまだ嫌なんですか?」
コリコリと弄ぶようにしてたまに爪でピンとはねられるともう訳が分からなくなってきて、それプラス声での責め立てでもう意識がふわふわとなってくと射精感にも似た「何かが襲ってくる」
「ホラ、もうわけがわからなくなってるじゃないですか仁王君」
さっき舐めてしまいましたから消毒しましょうねと、ティッシュに消毒液を染み込ませて念入りに左の乳首を消毒する
丹念に、押しつぶすようにアルコールの冷たさでまたぷくりとさっきよりも膨れたのを見て「乳首膨れちゃいましたね」なんて褒め言葉ともいえない事を言う
そうして消毒に満足したのか、全てわかっていますよ、と言いたげにピアッサーを胸に近付けてくる
違う、今欲しいのはそれじゃない、お前は分かっとらん!
言いたいけれども出るのは自分からの喘ぎだけで言葉にならずに消えて行く
ヒタリと胸に当てて、位置を調整しているのを見ないようにただ顔を背けるだけ
「動かないでくださいね。ずれたら最悪ですから」
じゃぁやらないでほしいという願いは聞き入れられないんだろう
「いきますよ?」
位置を決めたのか一声かけてから部屋にバチン!と音が響くと同時に自分の中がスパークして目の前が真っ白になって行く感覚に陥る
「ッあぁああ”あ”ぁ”―――!!!!!!」
スラックスを履いたまま吐き出されたソレは染みを作りながらじわじわと範囲を広めて行く
乳首はじんじんと痛いし、この解放感は紛れもなく……

「漏らしちゃいましたね」



ブルーシートに溜まった液を嫌な顔をせずに拭きながら柳生はニコニコと上機嫌で話しだす。
「ネットで見たんですよね、乳首開発された人がニップルピアスいや失礼乳首ピアスを」
「言い直さんでいいわボケ」
「ピアスを開けた瞬間放尿するって、なので試してみたくなって」
恋人で試すんか、おまんは!!目の前で漏らしたという事実は拭えない、ショック受けたのも事実、しばらく口を利かないつもりだったにも関わらず
「私が人の尿を拭くのは仁王君だけですよ!」と意味のわからないフォローの為許した俺も相当頭が沸いとる



「仁王君ピアス似合っていますよ」





紳士は嬉しそうに笑った。






END
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